女流棋士 竹俣紅が10人を相手に多面指 四人将棋にも初挑戦

 女流棋士 竹俣紅さんが4月30日、幕張メッセで開催された『ニコニコ超会議2017』の将棋ブースに出演し、『多面指』と『四人将棋』を行った。

 『多面指』のコーナーに現れると、同時に10人と対局。1人ずつ順番に将棋を指していく竹俣さんはとても真剣な眼差しで、10人の挑戦者と向き合っていた。

 次の『超・四人将棋』に出演のため終盤少し駆け足になったが、それでも1人1人声をかけファンを大切にする姿が見られた。

 『超・四人将棋』のステージでは、斎藤慎太郎 七段(左)・中村太地 六段(左から2番目)・藤田綾 女流二段(右から2番目)と対局。

 解説は、山崎隆之 八段(左)・日本四人将棋連盟会長の中司晃貴 四人将棋七冠(右)。

 四人将棋とは、一つの盤に4方向から4人の棋士が向かい合って対局を行うもので、配置は次のよう=写真。

 竹俣さんは、「いろんなところが本当に盛り上がっていて、すごく楽しい会場だなと思いました」とニコニコ超会議に来た感想を述べ挨拶。この春大学生になり、キャンパスライフを楽しんでいることも明かした。

 「初手はみんな仲がいい感じ」との解説で四人将棋が始まり、竹俣さんは「えー、わかんない」と初めての四人将棋に少し困惑した様子であったが、解説の楽しい雰囲気により笑顔に。

 最初に負けたのは3人がかりで追い込まれた斎藤七段であったが、「みんなの協力する姿に胸を打たれたけど、負けた」と話し、四人将棋の難しさと醍醐味を語った。

 対局を終えた竹俣さんは、「協力してたのに裏切られて、こんなことってあるんですね(笑)」と、初挑戦の四人将棋は苦い経験になったが、笑顔を見せた。

 仲間が仲間じゃなくなったりと難しい心理戦だったが、最終勝者は中村六段。

藤田さんは、「全体的に攻められて気分はよかったんですけど、中村先生の裏切りがあって計算が狂いました」と振り返った。

 勝者の中村六段は、「勝ったんですけど、今日で多くのものを失った気がするんですけど(笑)」と勝利者なのだが苦笑いした。

 2局目も終えた竹俣さんは、「将棋って対面じゃないですか?だから四人将棋でも対面だと攻めやすい感じがするんですけど、対面がなくなって右左だとわけがわからなくて、、」と難しさを語った。