乃木坂46 井上小百合1st写真集は隅々まで感謝の1冊

乃木坂46の井上小百合が1214日、HMV&BOOKS SHIBUYA1st写真集「存在」(光文社)のお渡し会を開催。この日に24歳の誕生日を迎え、ファンらと誕生日を過ごした。

写真集は乃木坂46がレギュラーを務める番組「乃木坂工事中」(テレビ東京)の3月放送回でソロ写真集の発売を井上さんが熱望。念願が叶い、憧れの国として挙げたていたスイスで本作のロケを行った。写真集発売にあたって、「今まで応援してくれたファンのみなさんや支えてくださった方々への恩返しのようなものを形にできればいいなと考えて。いろんな気持ちを込めて、隅々まで感謝の1冊になったかなと思います」とコメント。また、写真集のタイトル「存在」は、「みんなの想いが集まって、”私”が存在できている。みんなのおかげで存在できている私を写真集に込められたらいいな思って」と由来を明かした。

スイスに憧れていた理由を聞かれると、「45年前にテレビでスイスでは日曜日に洗濯物を干しちゃいけないと知って、面白い国だなと感じたんです。そこから旅番組とかを観て行きたいと思うようになりました」と回答。スイスは想像を遥かに超えて美しい国でしたと感想を述べつつ、「地元の方々と交流して、私以外の人もけっこう写ってる写真集になっています。すごく寒かったんですけど、隣にいたおばあちゃんが水着で湖に入っていくのを見てドン引きしました」と撮影のエピソードを振り返り笑った。

お気に入りのページは、テーブルに座ってスプーンで片目を隠しているカット。ずっと訪れたかったというアニメ「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったマイエンフェルトで、スイスの伝統料理ラクレットを注文して楽しみに待っている写真と説明した。

ラクレットは「めちゃくちゃおいしくて感動しました。ほかの旅行者に笑われながらずっと食べていましたね」と食べた感想を述べたほか、ヤギと一緒に写っているカットについて「ヤギと寝そべったりギュッとしたりしたいなと思って楽しみにしてたんですけど、意外と野性的なヤギでけっこう体張って撮りました。命懸けで餌をやるシーンもあるので、笑いながら見てほしいです」とアピール。また、水着姿でのカットは「『乃木坂工事中』で7年目に叶えたい夢として『写真集を出したい』と言ったんですけど、7年間は出したくないと思ってたくらい薄着で人前で出るのが苦手なんです。今回は自分の殻を破ってかんばりました。」と話した。

同メンバーが写真集を発売した時に恒例となっている質問「写真集に点数を付けるとしたら何点?」とMCからふられると「いろんな人の気持ちを込めて100点」と返答。「見てくれた人がいいなと思ってくれたらいいですね」と微笑んだ。メンバーなどにも写真集を見せたという井上さんは、同番組MCバナナマンの2人にも見せたといい、目の前で水着姿のカットを見て「いいねぇ、いいねぇ」と言ってくれて、恥ずかしくて「閉じてくださいって言っちゃいました」と照れていた。

先日、乃木坂46には4期生が11人加入。4期生を見て、「すごい可愛くてびっくりしました。10歳くらい歳が離れている子もいて、どんな会話ができるんだろうと不安だったんですけど。でも、みんなすごいしっかりしていて。一生懸命がんばってて、すごいなと関心しています」と印象を語った。

24歳になった抱負は、「とにかく元気に過ごしたいです」と述べ、「いろんな人に支えられてるんだなってことを実感できた1年だったので、この写真集を機にもっと恩返しをできたらいいなと思います」と今年1年を振り返った。

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