「STU48が名字みたいだった」1期生・石田千穂、3356日のアイドル人生に堂々の幕!地元・広島での卒業公演で語った、ファンとメンバーへの“一生の宝物”

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の1期生であり、結成当初から圧倒的な透明感とパフォーマンスでグループを牽引してきた絶対的エース、石田千穂。5月31日に東京・Kanadevia Hallで盛大な卒業コンサートを開催した彼女が、6月7日、自身の活動拠点である広島県の「広島県民文化センター多目的ホール」にて卒業公演を開催し、STU48としての最終活動日を迎えた。

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## 15歳で加入、全シングル選抜入りを果たした絶対的エースの軌跡

石田千穂は、2017年3月にわずか15歳でSTU48の1期生としてグループに加入。デビューシングル『暗闇』からすべてのシングルで選抜メンバーとして活躍し続けるという、輝かしい記録を持つ。

彼女の魅力は瞬く間に開花し、6thシングル『独り言で語るくらいなら』や9thシングル『息をする心』では見事単独センターに抜擢。さらに、STU48の名を全国区に押し上げた大ヒット曲、8thシングル『花は誰のもの?』では、瀧野由美子、中村舞とともにトライアングルセンターを務めるなど、9年半にわたり常にグループの中心でまばゆい光を放ち続けてきた。

## 「全部最後になると思う」笑顔と熱気に包まれた公演前半

大きな拍手と熱気の中で幕を開けた卒業公演。自己紹介のコーナーでは、「最後のキャッチフレーズいきます!」と満面の笑みを浮かべ、ファンにはお馴染みのキャッチコピーを披露した。

「瀬戸内から、笑顔届けるけん!いえっ!広島県出身、石田千穂です。今日はいっぱい声出して楽しみましょう。よろしくお願いします!」

元気いっぱいに挨拶したあと、「今日披露する曲は全部最後になると思うので、一曲ずつ噛みしめて歌おうと思います!」と、このステージに懸ける特別な想いを口にした。

盟友である副キャプテンの福田朱里は、「アイドルパワー全開の千穂ちゃんを見納めということで、とっても私たちも寂しいんですけど、最後まで笑顔でキラキラ千穂ちゃんを送り出したいなと思います」と愛あふれるエールを送り、会場を温かい空気に包み込んだ。ライブ本編では、『青い檸檬』や『船から降りた僕たちは・・・』などを可憐にパフォーマンスし、観客を魅了した。

## ファンからの贈り物、そして卒業ドレスで魅せた圧巻のソロ

アンコールでは、ファンから贈られたという美しいドレスに身を包んで再登場。「みなさんに応援してもらえて、本当に幸せでした!最後まで楽しんでいきましょう!」と客席に呼びかけ、AKB48の『遠距離ポスター』やSTU48の『ペダルと車輪と来た道と』を披露。会場のボルテージは最高潮に達した。

その後、数々のアイドル衣装を手掛けてきた「オサレカンパニー」制作の豪奢な卒業ドレスに着替えた石田は、ステージに一人立ち、自身のソロ曲『未来へ続く者よ』を力強く、そして情感たっぷりに歌い上げた。

## 涙なしでは聞けない。9年半の感謝を伝える卒業セレモニー

公演のクライマックスとなる卒業セレモニーでは、石田がこれまでのアイドル人生を振り返り、関わってくれたすべての人へ長文の手紙を読み上げるように、自身の言葉で感謝を語った。

「『STU48の石田千穂』が染みついて、もうSTU48が名字みたいになっとったんですよ」

そう笑いを交えながらも、明日から「ただの石田千穂」になることへの不思議な感覚を吐露。そして、各方面への想いを一つひとつ丁寧に紡いでいった。

  • スタッフへ:「『無理そうだけど言うだけ言ってみるか』と思って言ったこと、本当にいろんなことを全部叶えてくださっていました。休業してしまったり、こだわりが強かったり、手のかかるメンバーだったと思いますが、たくさんの愛を注いでくださって本当にありがとうございました」
  • メンバー・卒業生へ:「STU48での9年半が私の青春でした。遠征のホテルで語り合った夜は毎回修学旅行みたいで。普通の学生がなかなか味わえないような貴重な面白い青春を、9年半もの間続けられて、本当に幸せでした」
  • 未来へ続く後輩たちへ:「本気であればあるほど、悔しいこと、辞めたいと思う瞬間もあると思います。でも、頑張っている姿勢は絶対に誰かが見ています。悩んだもうちょっと先の未来で報われる出来事があるはずなので、自分が納得いくまで後悔のないようにアイドルでいてほしいなと思います。今の環境に感謝して、誰もが応援したくなる愛されるSTU48でい続けてください」
  • 家族へ:「私のやりたいことを全力で応援してくれて、14年間ぐらい嫌な顔一つせず送り迎えしてくれて本当にありがとう。(中略)父さんと母さんがおってくれたけん、いろんな壁を乗り越えられました」

## 「私の人生において、みんなとの出会いは一生の宝物です」

そして最後は、苦楽を共にしてきたファンへ向けられた、熱いメッセージだった。

「みんなの周りには可愛いアイドルも令和のキラキラしたアイドルもたくさんいると思うし、瀬戸内は遠い場所ですが、そんな中でも私を見つけてくれて、選んでくれて、どんな時代も私を支えてくれて本当にありがとうございます」

「もしアイドルになっとらんかったら、みんなと出会って大笑いしながら話した時間もなかったんだなって思うと、本当にアイドルになれてよかったと心から思います。私の人生において、みんなとの出会いは本当に本当に一生の宝物です。明日からSTU48で学んだこと、感じたことを武器に新しい道に進もうと思います!」

## アイドル人生3356日の大団円!新たな未来へ

スピーチを終え、「最後は私の大好きな大切な曲で私のアイドル人生を締めたいと思います!」と告げると、自身の単独センター曲である『息をする心』を万感の思いを込めて披露した。

「みなさん、また絶対お会いしましょう!またねー!」

笑顔でステージを後にする彼女へ、会場からは割れんばかりの「千穂ちゃん!」コールが鳴り響いた。

15歳の少女が瀬戸内で見つけた夢は、多くの人を笑顔にする大きな光となった。STU48とともに歩んできた3356日という尊いアイドル人生に、美しく、そして堂々たる幕が下ろされた。石田千穂のこれからの新しい道にも、きっと温かい光が降り注ぐことだろう。

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