MORE STAR、涙と笑顔が交差した七夕の初ワンマン!欠席メンバーの想いを背負った“7人の織姫”が豊洲PITで魅せた奇跡の夜

昨年12月、アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から第5のグループとして華々しくデビューを飾った9人組アイドルグループ・MORE STAR(モアスター)が、2026年7月7日(火)、東京・豊洲PITにて待望の「MORE STAR 1stワンマンライブ『MILKY STAR』」を開催した。

平均年齢18歳というフレッシュなメンバーで構成された彼女たち。グループ名には、未熟で未完成な少女たちが「もっと(MORE)」成長し、「輝き・憧れ(STAR)」の存在になれるようにという切なる願いが込められている。この日の豊洲PITには、そんな彼女たちの初めての晴れ舞台を見届けようと、大勢の“うぃずもあ(ファンの呼称)”が詰めかけ、会場は開演前から熱気と期待に包まれていた。

今回のライブは、鈴木花梨、山本るしあが体調不良による療養のため無念の欠席。さらに、新井心菜は剥離骨折により一部の演出・振付を制限しての出演という、グループにとって決して万全とは言えない状況での開催となった。しかし、だからこそ彼女たちの絆はより一層強くなっていた。ステージに立つ7人のメンバーは互いをカバーし合い、休止中の2人の想いをしっかりと背負い、かつてない最高のパフォーマンスを届ける覚悟を持ってこのステージに臨んだ。

七夕の夜空に響く「WITH KAWAII」の魔法。熱狂の幕開け

七夕という特別な日にふさわしく、会場に「きらきら星」のメロディが優しく響き渡ると、突如としてステージ上に無数の星々が瞬き始めた。幻想的な景色と音色に誘われるように、元気いっぱいのOvertureに乗せてメンバーがステージに姿を現す。新井が「今日はもあすたと一緒に最高の時間を過ごそうね!」と力強く宣言すると、ライブはMORE STARの代名詞とも言える楽曲「WITH KAWAII論」で幕を開けた。

同曲は、グループのコンセプトである「WITH KAWAII(あなたと一緒に)」を体現し、ファンと共に“KAWAII”を見つけ創り上げていくメッセージソング。TikTokでも真顔と笑顔が交差する“窓拭きダンス”が大きな話題を呼んでいるこの曲で最高のスタートダッシュを切ると、続く人気曲「ハグ!」で会場のボルテージは早くも最高潮に達した。

MCでは、萩田そらが「今日は7人でのパフォーマンスになるのですが、9人分のパワーでうぃずもあを楽しませたいと思います!」と熱く意気込みを語る。また、この記念すべき1stワンマンライブのために用意された新衣装がお披露目されると、メンバーから客席へ「可愛い〜って言って!」とおねだりするキュートな一幕もあり、会場は多幸感あふれる空気に包まれた。

バースデーサプライズと怒涛の新曲ラッシュ!会場は“真夏級”の熱気に

ライブ中盤、その熱気はさらに加速していく。ライブ当日に配信リリースされたばかりの新曲「サマーゴー!!」をファンの前で初披露。夏の始まりの高揚感、まぶしい太陽や海辺の景色を連想させる爽快なサウンドに、キャッチーなメロディが重なる“MORE STARらしさ”全開の青春サマーチューンだ。初披露とは思えないほどの盛り上がりを見せ、弾けるようなキラキラとしたエネルギーが会場を席巻した。そこから「ぴたぴたきゅん」「相ラブユー」といったライブ定番の人気曲を立て続けにドロップし、豊洲PITはまるで真夏のような熱い空間へと変貌を遂げた。

さらにこの日は、七夕が誕生日である笹原なな花を、メンバーとファン全員でお祝いする心温まるサプライズも。「おめでとう!」という割れんばかりの声援と共に、客席一面が笹原の担当カラーであるイエローのペンライトの光で染め上げられ、美しい星空のような光景が広がった。

そんなファンからの愛に満ちた演出に応えるように、MORE STARからはさらなるサプライズが用意されていた。3ピースバンド・YUTORI-SEDAIの金原遼希(Vo./Gt.)が作詞・作曲、YUTORI-SEDAIが編曲を手掛けた新曲「KAKUMEI」を初パフォーマンス。一度聴いたら耳から離れない秀逸なメロディラインでファンの心をグッと掴むと、立て続けにもう一つの新曲「アフターオール」も初披露。息もつかせぬ新曲の連続投下に、客席からはどよめきと大歓声が巻き起こった。

涙の誓いと、輝きを増していく未来への約束

後半戦へ突入しても彼女たちの勢いは止まらない。「あしたの準備ができたなら」「タイムライド」で一気に畳み掛けると、本編のラストを飾ったのはデビュー曲「もっと、キラッと」。

思えば、デビューからの約半年間、彼女たちは決して平坦な道を歩んできたわけではない。様々な困難や壁にぶつかりながらも、決して笑顔を絶やさず、ひたむきに前へ進み続けてきた。そんな彼女たちのこれまでの軌跡と、確かな成長の証が詰まった「もっと、キラッと」の全力パフォーマンスは、会場に集まったすべてのうぃずもあの胸を強く打ったに違いない。

アンコールのステージでは、ファンにとって嬉しすぎる大発表が行われた。本日初披露された「サマーゴー!!」が、待望の1stシングルCD(両A面)の表題曲になること、さらに同曲が「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES」サマフェス’26 ドリームソングに決定したことが告げられると、会場は歓喜の渦に包まれた。

興奮冷めやらぬ中、メンバーたちはそれぞれの言葉でファンへの想いを語り始める。 遠藤まりんは大粒の涙を流しながら、「宝物がまたひとつ増えて嬉しいです」と深い感謝を伝えた。高梨ゆなも、「学校だったり、お仕事だったり、毎日違う日々を過ごしている人たちがこの日のために集まってくださることが素敵だなって思うし、運命だと思うし、絶対に忘れたくないと思います」と、涙で言葉を詰まらせながら眼前のファンを見つめ直した。

最後にマイクを握った萩田そらは、「私たちMORE STARにはまだまだ叶えたい夢が沢山あって、ここにいるうぃずもあの皆さんと見たい景色が本当に沢山あります。なので、これからも私たちらしく一歩一歩前に進んで行けたらいいなって思ってますし、その進んでいく姿をここにいるうぃずもあの皆さんと一緒に見れたらいいなと思います!」と、さらに高く輝くための新たな目標を力強く宣言した。

七夕というロマンチックな一夜に、ファンと同じ空間でキラキラと輝く時間を共有したMORE STAR。時には涙を流すことがあっても、ステージの上では誰よりも最高の笑顔で、ファンを楽しませようと努力を重ねてきた。そんな彼女たちのひたむきな日々が実を結び、メンバーにとっても、ファンにとっても一生忘れることのできない伝説の1日となった。 困難を乗り越え、より一層の輝きを放ち始めたMORE STAR。彼女たちがこの先どんな眩しい景色を見せてくれるのか、その活躍からもう目が離せない。

イベントレポート