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「レジ前で『LINEの友だち追加をお願いします』と言うのが、どうしても気まずい」「紙のスタンプカードは、お客さんの財布の中で眠ったまま」──小さなお店を一人、あるいは少人数で切り盛りしていると、こんな悩みに一度はぶつかるのではないでしょうか。
この記事では、アプリなし・登録なしで使えるNFCキーホルダー会員証「TAGPPI(タグッピ)」について、公式サイト・利用規約・特定商取引法の表記・プレスリリース・公式コラムまで読み込んで調べた内容を、料金・使い方・弱点・他の方法との違いまで整理しました。良い点も、気になる点もそのままお伝えします。
先に結論
お客さんにアプリ登録も個人情報の入力もお願いしたくないなら、TAGPPIはまず無料プランで試す価値のある選択肢です。ポイント・クーポンが必要になったら月額2,980円のBusinessへ。ただし、スマホへの通知配信や細かな来店分析はできないため、向き不向きがはっきりしたサービスです。
まずは無料プランで、会員ページの見え方を確かめられます。
この記事はこんな方におすすめ
- 紙のスタンプカード・ポイントカードを電子化したい個人店・小規模店のオーナーさん
- お客さんにアプリのインストールや会員登録をお願いするのが負担に感じる方
- 美容室・サロン、カフェ・喫茶店、雑貨店、ベーカリー、花屋、本屋、バンドなどで、リピーターを増やしたい方
- LINE公式アカウントのショップカードやアプリ作成サービスと迷っている方
この記事の調べ方について
公式サイト(各ページ・業種別ページ・公式コラム)、利用規約、特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシー、プレスリリースを確認し、競合の方法も比較しました。筆者が実店舗でTAGPPIを使った体験談ではありません。利用者の口コミは確認できなかったため、その点は第9章で正直にまとめています。
1【結論】TAGPPIは「お客さんに何もお願いしたくないお店」の電子化に向いている
結論
ポイントカードをアプリなしで電子化したい小さなお店にとって、NFCキーホルダー会員証「TAGPPI(タグッピ)」は、まず無料プランで試す価値のある選択肢です。ただし、通知配信や細かな来店分析を重視するお店には向きません。
理由は大きく3つあります。
理由① 「登録のお願い」そのものがなくなる
LINE公式アカウント型なら「友だち追加」、アプリ型なら「インストール」、メール登録型なら「アドレスの入力」と、多くの方法はレジ前でお客さんに何かをお願いするところから始まります。TAGPPIは、キーホルダーを渡してお客さんがスマホにかざし、「使い始める」を押せば会員になります。アプリも、メールアドレスも、電話番号も要りません。
理由② 小さく試せて、やめてもキーホルダーは残る
月額0円のFreeプランがあり、キーホルダーは買い切りです。有料プランを解約しても、キーホルダー自体はそのまま使えます(ポイント・クーポン機能は止まり、Freeプランに切り替わります)。
理由③ お店側の操作は「タッチ」だけ
ポイントを付けるときは、お店のスマホにキーホルダーをタッチするだけ。クーポンもその場で渡せます。受付が混むお店では、Business Plusの自動受付でお客さん自身にタッチしてもらう使い方もできます。
向いているお店・向かないお店
| 向いているお店 | 向かないお店 |
|---|---|
| 60代以上の常連さんが多く、LINEやアプリをお願いしづらい | ほとんどが一度きりの来店で、リピートを前提にしていない |
| レジ前で登録の説明をする時間がない | スマホへの通知やメッセージで来店を促したい |
| 紙のスタンプカードが財布で眠っている | 会員ごとの来店回数など、細かい分析をしたい |
| ロゴ入りのキーホルダーをグッズとしても渡したい | 完全無料でポイントだけ付けられればよい |
| お客さんの個人情報をなるべく預かりたくない | お客さんの多くがスマホを持ち歩かない |
まずは無料プランで、会員ページの見え方を確かめてみませんか?
※ 無料プランは会員ページの表示のみです。ポイント・クーポンは有料プランの機能で、キーホルダーは別途注文が必要です。
2TAGPPI(タグッピ)とは?サービスの基本情報
TAGPPIは、お店のロゴやイラストを入れたNFC内蔵のキーホルダーと、クラウドの管理画面をセットにした店舗向けの会員証サービスです。お客さんはキーホルダーをスマホにかざすと、お店専用の会員ページ(ポイント残高やクーポンを確認できるページ)を開けます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | TAGPPI(たぐっぴ/タグッピ) |
| 運営会社 | 株式会社TAGPPI(石川県金沢市) |
| 会社の設立 | 2024年(代表:田下 成さん・水野 亮人さん) |
| 現在の形 | 2026年6月に店舗向けのSaaS(月額制サービス)としてリニューアル |
| 対応スマホ | iPhone・Android(専用アプリは不要) |
| お客さん側の登録 | アプリ・メール・電話番号は不要(名前・誕生日の入力は任意) |
| お店側の操作 | お店のスマホ(管理画面)にキーホルダーをタッチ |
| 支払い方法 | クレジットカード、Apple Pay、Google Pay |
| 問い合わせ | メールのみ(平日10〜18時、通常2営業日以内に一次返信) |
※ 2026年10月31日時点の公式サイト・特定商取引法の表記・規約などをもとに整理しています。
どんな悩みを解決するサービス?
- レジ前で「友だち追加」「アプリのインストール」をお願いするのが気まずい
- 紙のスタンプカードは、お客さんの財布の中で埋もれてしまう
- いつ・どのお客さんにポイントを付けたのか、紙では後から確認できない
- デジタル化したいが、アプリを作る予算も時間もない
3TAGPPIの使い方|お客さんも店も「かざすだけ」の3ステップ
結論として、使い方はとてもシンプルです。公式サイトでは次の3ステップで紹介されています。
- キーホルダーを注文するお店のロゴやイラストなど、好きな画像でオリジナルのキーホルダーを作ります。注文は管理画面(ダッシュボード)から、10個・50個・100個のセットで行います。
- お客さんのスマホにタッチしてもらうお客さんがキーホルダーをスマホにかざし、画面の「使い始める」を押すと会員登録が完了します。アプリのダウンロードも、メール・電話番号の入力もありません。
- お店のスマホにタッチしてポイントを付ける来店のたびに、お店のスマホ(管理画面を開いた状態)にキーホルダーをタッチ。1回のタッチでポイントを加算し、クーポンもその場で渡せます(ポイント・クーポンは有料プランの機能)。
会員ページには何が表示される?
お客さんが開く会員ページには、お店の名前・ロゴ・説明文のほか、ポイント残高やクーポンが並びます。公式サイト・SNS・予約ページなどのリンクも載せられるので、「お店の小さなホームページ」のように使えます。貯まったポイントや使える特典は、キーホルダーをかざせばいつでも確認できます。
iPhoneとAndroidで気をつける点
- iPhone:かざすと画面の上に通知が出るので、それをタップして開きます(2回目以降も毎回タップが必要)。アプリなしで読み取れるのはiPhone XS(2018年発売)以降で、iPhone X以前は対応アプリを開いた状態でないと読み取れません。
- Android:機種や設定によって見え方が少し異なります。一般にNFC機能がオンで、画面ロックを解除した状態でかざす必要があります。
セキュリティの考え方
キーホルダー1個ごとに、推測が困難なランダムな20桁の文字列を含む固有のURLが割り当てられています。ポイントの付与や特典の利用はお店の端末でしか行えず、スマホを密着させないと読み取れません。紛失したときは、そのキーホルダー1個だけを管理画面から使えなくできます。
知っておきたい注意
プライバシーポリシーでは、会員ページはキーホルダー本体またはそのURLを持つ人なら閲覧できると説明されています。名前や誕生日を入力してもらう場合は、その前提でお客さんに案内しましょう。
4TAGPPIが小さなお店に選ばれやすい5つの理由
ここからは、結論の根拠を具体的に見ていきます。
理由① お客さん側の操作がほぼゼロ
初回に「使い始める」を押すだけで、あとはかざすだけです。公式サイトは、登録の手間を理由にお客さんが離れてしまう場面そのものをなくす設計だと説明しています。無料プランで会員ページを試せるので、お客さんの目線で操作感を確かめてから決められます。
理由② 年配の常連さんにも渡しやすい
公式コラムでは、60代のお客さんに渡すときのコツとして、最初に「アプリはいりません」と伝えること、1回目はお店の人がやって見せること、「Suicaと同じようにかざします」と普段の言葉で説明することなどが紹介されています。スマホ操作に不安のある常連さんにも、レジ前で数十秒の説明で渡せる設計です。
理由③ キーホルダーが「お店の顔」になる
ロゴやイラストなど好きな画像でキーホルダーを作れます。両面を同じデザインにすることもできます。公式の事例では、東京のバンドGeGeGeがライブ会場の物販でロゴ入りキーホルダーを販売し、そのまま来場ポイントの会員証として使っています。「グッズとして売れる価値」と「ファンとつながる導線」を1つで兼ねる使い方です。
理由④ 1個ずつ止められるから、紛失しても安心
キーホルダーには1個ずつ別の識別情報が入っています。お客さんが失くしたときは、そのキーホルダーだけを管理画面から止められます。紙のカードのように「誰かに拾われて使われるかも」という心配を減らせます。
理由⑤ 無料から試せて、月額制でいつでも解約できる
Freeプランは月額0円です。有料プランは1か月ごとの更新で、ダッシュボードからいつでも解約できます。キーホルダーは買い切りなので、解約後も手元に残ります。「合わなかったらやめればいい」と思えるのは、小さなお店にとって大きな安心材料です。
5TAGPPIの料金プランを全部解説|1年間の費用をシミュレーション
結論として、費用は「月額プラン」と「キーホルダー代」の2つです。金額はすべて税込です。
月額プラン
| プラン | 月額 | 管理できる会員数 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 100人まで | 会員ページの表示(ショップ名・ロゴ・説明文)。ポイント付与・クーポン発行はなし |
| Business | 2,980円 | 300人まで | ポイント付与、クーポン、残高に応じた特典設定、会員ページのカスタマイズ |
| Business Plus | 9,800円 | 3,000人まで | Businessの全機能+受付タブレットでお客さんが自分でタッチする「自動受付」 |
| Custom | 個別契約 | 上限を超える規模 | 個別に案内 |
キーホルダー代(買い切り)
| セット | セット価格 | 1個あたり |
|---|---|---|
| 10個セット | 10,000円 | 1,000円 |
| 50個セット | 36,000円 | 720円 |
| 100個セット | 65,000円 | 650円 |
送料は、注文合計が5万円以上なら無料、未満は800円です。発送は注文から7〜14営業日以内が目安です。キーホルダーはオーダーメイド品のため、お客様都合での返品・交換・キャンセルはできません(不良品は到着後7日以内に連絡)。
1年目の費用シミュレーション
| ケース | 内訳 | 1年目の合計 |
|---|---|---|
| とりあえず試す(Free+10個) | 0円+10,000円+送料800円 | 10,800円(ポイント機能なし) |
| 小さなお店の標準(Business+50個) | 35,760円+36,000円+送料800円 | 72,560円(月あたり約6,050円) |
| しっかり配る(Business+100個) | 35,760円+65,000円(送料無料) | 100,760円(月あたり約8,400円) |
※ Businessは月2,980円×12か月=35,760円で計算。2年目以降は、キーホルダーを追加しなければ月額プランの費用だけです。
回収の目安(仮定の試算です)
たとえば客単価6,000円・粗利率60%(1回あたり粗利3,600円)の美容室なら、1年目72,560円を回収するには再来店が年間約21回増えれば元が取れる計算です。TAGPPIの実績ではなく、自店の数字に置き換えるための目安としてお使いください。
どのプランを選べばいい?
- まず見え方を試したい → Free(会員ページの確認まで)
- ポイントやクーポンを使いたい → Business(会員300人まで)
- 受付が混む/会員が300人を超えそう → Business Plus(受付用に前面NFC対応のAndroidタブレットを自分で用意)
プラン変更は、上位プランへは差額を支払ってすぐ反映、下位プランへは次回更新日から反映されます。解約は請求期間の末日に有効となり、日割り返金はありません。
会員数が増えても料金は段階制。まずはFreeで、お店の会員ページを作ってみましょう。
6【業種別】美容室・カフェ・雑貨店・バンドでの使い方
公式サイトには業種別の使い方ページが用意されています。ここでは主な業種ごとに、具体的な活用イメージを整理します(ポイント・クーポン関連はBusiness以上の機能です)。
美容室・サロン
施術後にお店のスマホをキーホルダーにかざしてポイントを付け、次回に使えるクーポンもその場で渡せます。紙のスタンプカードで困りがちな「いつ付けたか分からない」は、管理画面のポイント履歴(店舗全体の直近50件)で確認できます。紙に残っているスタンプは、ポイント付与時に数を指定して移せます。
カフェ・喫茶店
来店ごとに1ポイント、10ポイントで会計時に差し引いてドリンク1杯サービス、といった運用が紹介されています。コーヒー豆や回数券を買ってくれたときは多めに付ける、雨の日だけ使えるクーポンを手渡す、誕生日を登録してくれた会員に誕生月の特典を自動で付ける、といった使い分けもできます。
雑貨店・小売店
会計時にタッチで来店ポイントを付与。会員ページに新入荷のお知らせやキャンペーン、SNSへのリンクを載せておけば、キーホルダーをかざすたびに最新情報を見てもらえます。
個人ベーカリー・花屋・本屋・古書店
公式サイトでは、個人ベーカリー、花屋、本屋・古書店向けの使い方ページも用意されています。常連さんとの関係が売上を支える業種で、「紙のカードを配る」感覚のまま電子化できるのが特徴です。
アーティスト・バンド
物販で売るキーホルダーがそのままファンの会員証になります。ライブごとに来場ポイントを付け、一定数に達したら限定特典。会員ページのリンクはファンが友だちに送れるので、応援の輪を広げる入り口にもなります。
小児歯科・クリニック(実証実験中)
2026年10月には、富山県の小児歯科医院で自動受付の実証実験が始まる予定と発表されました(2〜4週間)。受付に置いたタブレットに、子ども自身がキーホルダーをタッチしてポイントを受け取る仕組みです。結果はまだ公表されていないため、現時点では「試行中の取り組み」として受け止めておくのが安全です。
7導入すると描ける「明るい未来」|お店とお客さんにこう変わる
※ 以下は、公式サイトの説明や使い方をもとにしたイメージです。売上増加などの効果を保証するものではありません。
① レジ前の「登録のお願い」が消える
お客さんにアプリや登録をお願いする場面がなくなり、会計がスムーズになります。「キーホルダーを渡して、使い始めてもらう」だけなので、スタッフの教育も短くて済みます。
② 財布で眠るカードが、鍵やバッグで「お店の看板」に
ロゴ入りのキーホルダーは、毎日目に入る場所に付けてもらえます。お店を思い出すきっかけが日常の中に増え、「そろそろ行こうかな」の後押しになるかもしれません。
③ 常連さんに「今日だけ」をその場で渡せる
雨の日クーポンや誕生月の特典など、紙では刷り直しが必要だった施策を、画面の設定だけで出し分けられます。特典は会員ページに並ぶので、失くす心配もありません。
④ 「誰が・いつ」の手がかりが残る
管理画面にポイント付与の履歴が残るので、紙のカードでは分からなかった「いつ付けたか」を見返せます。細かな分析まではできませんが、記録ゼロから一歩進めます。
⑤ 混んでいる日も、お客さん自身がタッチして貯められる
Business Plusなら、受付のタブレットにお客さんが自分でタッチしてポイントを受け取れます。スタッフの手が空かない時間帯でも、ポイントの取りこぼしを減らせます。
⑥ 1年後も、キーホルダーは資産として残る
キーホルダーは買い切りです。月額プランをやめても手元に残るので、「続けられなかったら全部ムダ」という不安を小さくできます。
「お客さんに何もお願いしない会員証」を、まず無料で体験してみませんか?
8【正直に】TAGPPIの注意点・デメリット8つ
良い点だけでは判断できないので、公式サイトや公式コラムで確認できた弱点も整理します。契約前に必ず目を通してください。
| 注意点 | 詳しく | 対処のヒント |
|---|---|---|
| ① ポイント・クーポンは有料プラン専用 | Freeは会員ページの表示のみ。ポイントを付けるにはBusiness以上が必要 | 使いたい機能が決まっているなら最初からBusinessで検討 |
| ② キーホルダー代が別にかかる | 1個650〜1,000円。月額プランとは別の初期投資 | 最初は10個で試し、反応を見て追加 |
| ③ 通知・メッセージは送れない | お知らせは会員ページのリンクで伝える形 | 配信が必要ならLINE公式アカウントと併用 |
| ④ 来店分析は限定的 | 履歴は店舗全体の直近50件まで。会員ごとの来店回数を集計する画面はない | 細かな分析が目的なら別の方法も比較 |
| ⑤ iPhoneは毎回通知をタップ | iPhone X以前はアプリが必要。アプリなしで使えるのはXS以降 | お客さんへの声かけで「通知をタップ」と伝える |
| ⑥ 紛失すると新規会員扱い | 止めたキーホルダーのポイントは、新しいキーホルダーに引き継げない | 紛失時の案内(「お知らせください」)を先に伝える |
| ⑦ 会員数の上限がある | Free100人/Business300人/Business Plus3,000人。上限に達すると新規登録不可 | 300人超が見込まれるなら9,800円のプランが前提 |
| ⑧ 自動受付は機材が必要 | 前面NFC対応のAndroidタブレットを自分で用意(販売・レンタルなし) | 導入前に手持ちの端末で対応するか問い合わせる |
そのほか、解約しても会員が100人以上いる場合は、100人未満になるまで新しい会員を登録できません。また、キーホルダーはオーダーメイド品のため、お客様都合のキャンセルはできない点も覚えておきましょう。
こんなお店は慎重に
公式コラム自身が、一度きりのお客さんが大半のお店はキーホルダー代を回収しにくいと認めています。また、LINEの友だちがすでに多い、通知で来店を促したい、完全無料でポイントを付けたいだけ、という場合は、他の方法のほうが合うことがあります。
9TAGPPIの評判・口コミは?調べて分かったこと
結論として、2026年10月31日時点では、利用者の独立した口コミは見つかりませんでした。Web検索で確認できる範囲では、第三者による感想や評価の投稿は見当たりません(公式SNSの投稿は自動で取得できず、すべては確認できていません)。
確認できた情報
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 公式の導入事例 | バンドGeGeGeの1件(ライブ物販でのキーホルダー販売+来場ポイント)。数値や成果の記載はなし |
| 実証実験 | 富山県の小児歯科医院で自動受付を試行(2026年10月中旬から2〜4週間の予定)。結果は未公表 |
| ニュース記事 | 金沢経済新聞などに掲載。ただし内容は会社発表のプレスリリースの転載が中心 |
| 公式コラム | 他の方法との比較や弱点も正直に書かれているが、会社自身の発信 |
なぜ口コミが少ないのか
現在の店舗向けSaaSとしての形になったのは2026年6月で、まだ数か月の新しいサービスです。実績が積み上がる前の段階なので、口コミが少ないこと自体は不自然ではありません。一方で、「評判が良い」と言い切れる材料もまだない、というのが正確なところです。
導入前に問い合わせておきたい5つのこと
- キーホルダーの素材・サイズ・NFCチップの種類(公式サイトでは公開されていません)
- 毎日持ち歩いた場合の耐久性・交換の目安
- お持ちのタブレットがBusiness Plusの自動受付に対応するか
- FAQで回答が表示されていない項目(領収書・オフライン時の動作・紛失時の流れ)の最新の取り扱い
- データの保管期間と、解約後のデータの扱い
問い合わせはメールで受け付けています(info@tagppi.jp、平日10〜18時)。まずは無料プランで会員ページを触りながら、疑問点をメールで確認する流れが現実的です。
名前が似た別サービスにご注意
「たぐっぴ」で検索すると、迷子・忘れ物対策のICタグを紹介する別会社のページが表示されることがあります。店舗向け会員証の「TAGPPI」とは別のサービスです。
10LINE・QR・アプリ作成サービスとの違いを比較
結論として、TAGPPIは「お客さんに何もお願いしない」ことに強みがあり、「通知を送る」ことは苦手です。主な方法と比べてみましょう。
| 方法 | お客さんの手間 | 料金の目安 | 得意なこと | 弱点 |
|---|---|---|---|---|
| LINE公式アカウントのショップカード | 友だち追加が必要 | ショップカードは全プランで無料 | メッセージ配信、クーポン配布 | ブロックされると届かない(ブロック率の平均は約3割という調査もあり)。来店は店頭での付与操作が必要 |
| QR型の電子スタンプ | QRを読み取る | 無料枠のあるサービスも(1店舗・1種類まで無料、参加者1,000人まで無料など) | 手軽に始められる | 連続読み取りや機種変更時の扱いは要確認 |
| 店舗アプリ作成サービス | アプリのインストールが必要 | 月2,980円〜(初期費用0円のサービスあり)/月5,478円+初期費用33,000円/月22,000円〜など | プッシュ通知、多機能 | 初回来店客にアプリを入れてもらう負担が大きい |
| TAGPPI | かざして「使い始める」だけ | 0円〜(ポイントは月2,980円〜)+キーホルダー代 | お客さんの操作ゼロ、グッズとしても使える | 通知は送れない。分析は限定的。キーホルダー代が別途かかる |
※ 各社の料金・無料範囲は2026年10月時点の公開情報をもとにした目安です。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。
選び方の目安
- お客さんの手間を最小にしたい、年配の常連が多い → TAGPPI
- お店のLINEをすでに友だち追加してくれている人が多い → LINEショップカード
- お金をかけずにまず電子化したい → QR型の無料プラン
- 通知で来店を促したい、機能を作り込みたい → アプリ作成サービス
- 併用:配信はLINE、来店記録はTAGPPIと役割を分ける方法もあります
お店の客層に合うか、無料プランで確かめてから決められます。
11TAGPPIの始め方|登録から紙カードからの移行まで
結論として、最初の一歩は無料登録です。ここでは、公式の手順に沿った流れを紹介します。
- 無料アカウントを登録するお名前(店舗名)・メールアドレス・パスワード、またはGoogleアカウントで登録します。登録時に利用規約とプライバシーポリシーへの同意が必要です。最初はFreeプランから始まり、プランは登録後に変更できます。
- キーホルダーを注文する10個・50個・100個のセットから選び、画像を設定します。発送は注文から7〜14営業日以内が目安なので、届くまでの間に次の準備を進めます。
- 会員ページを整える管理画面の「会員ページ設定」で、ショップ表示名・ショップロゴ・説明文を入力して保存します。公式サイトやSNS、予約ページへのリンクも載せられます。
- ポイント・特典を設計する(Business以上)「10ポイントで1杯サービス」のように、近くて分かりやすい特典を1つに絞るのがおすすめです。公式コラムでも、最初は特典を1つにすることが勧められています。
- お客さんに渡して、使い始めるまで見届けるキーホルダーを渡し、お客さんが「使い始める」を押すところまで一緒に確認します。最初の1か月は、配布した数と会員になった数を見比べましょう。差があれば、渡し方や案内を見直すサインです。
紙のスタンプカードからの移行のコツ
- 並行運用がおすすめ:既存の紙カードは満了まで使えるようにして、新しいお客さんから順にキーホルダーを渡します(3〜6か月の並行が目安)
- 過去のスタンプは自動では移せません:旧カードを見せた人に初回ポイントを付ける、などお店ごとに決めておきます(付与時に数を指定してポイントを移せます)
- 押し付けない:「アプリはいりません」「今までのカードもそのまま使えます」と伝えるのが基本です
最初の一歩のコツ
いきなり100個を注文せず、10個から始めて、常連さん数人に渡して反応を見る方法が現実的です。キーホルダーは買い切りなので、手応えがあれば同じデザインで追加注文できます。
まずは無料登録で、会員ページを作るところから始めましょう。
12TAGPPIのよくある質問(FAQ)
導入前によく出る疑問を、公式サイト・規約・公式コラムで確認できた範囲でまとめます。
QTAGPPIは本当にアプリなしで使えますか?
Aはい、お客さん側は専用アプリが不要です。キーホルダーをスマホにかざすと会員ページが開きます。ただし、アプリなしで読み取れるのはiPhone XS(2018年発売)以降で、iPhoneは毎回、画面に出る通知をタップする必要があります。
Q無料プランでもポイントは貯められますか?
Aいいえ。Freeプランは会員ページの表示のみで、ポイント付与とクーポン発行はできません。ポイントやクーポンはBusinessプラン(月額2,980円)以上の機能です。
Q有料プランを解約するとキーホルダーは使えなくなりますか?
Aキーホルダー自体は買い切りなので使い続けられます。ただしポイント・クーポン機能は使えなくなり、Freeプランに切り替わります。管理中の会員が100人以上の場合は、100人未満になるまで新しい会員を登録できません。
Qお客さんがキーホルダーをなくしたらどうなりますか?
A管理画面から、そのキーホルダー1個だけを使えなくできます。新しいキーホルダーは新しい会員として始まり、以前のポイントや特典は引き継げません。
Qお客さんが機種変更したらどうなりますか?
A記録はTAGPPI側にあるため、同じキーホルダーを新しいスマホにかざして「使い始める」を押せば、元の会員ページに戻れると公式コラムで説明されています。
Q個人情報はどのくらい集まりますか?
Aキーホルダーを渡した時点でできるのは名前のない会員で、名前や誕生日の入力は任意です。店舗に溜まるのは主に「どのキーホルダーがいつ来店したか」の記録です。入力された名前や誕生日は会員ページに表示され、キーホルダー本体またはURLを持つ人が閲覧できます。
Q向いていないお店はありますか?
A一度きりの来店が大半のお店、通知やメッセージで来店を促したいお店、無料でポイントだけ付けたいお店は、他の方法のほうが合う場合があります。
QBusiness Plusの自動受付に必要なものは?
A受付に置く前面NFC対応のAndroidタブレットが必要です。実証実験パートナーの募集要項では、これに加えてWi-Fiと常時電源が取れる設置場所が条件とされていました。タブレットはお店側で用意する必要があり、TAGPPIでの販売・レンタルはありません。対応端末は事前に問い合わせて確認してください。
13まとめ|アプリなしでポイントカードを電子化したいなら、まず無料で試そう
改めて結論です。レジ前で「アプリを入れてください」と言えない、紙のスタンプカードが財布で眠っている──そんな小さなお店にとって、TAGPPIは「お客さんに何もお願いしない会員証」という発想で、無料から試せる選択肢です。
この記事のポイント(再整理)
- お客さんはキーホルダーをかざして「使い始める」を押すだけ。アプリ・メール・電話番号は不要
- 料金はFree 0円/Business 2,980円/Business Plus 9,800円(月額)+キーホルダー代(10個10,000円〜)
- 解約してもキーホルダーは使える。キーホルダーは買い切り
- 通知は送れず、来店分析は限定的。一度きりの客が多いお店には不向き
- 利用者の独立した口コミはまだ確認できない新しいサービス。だからこそ、無料プランで試してから判断するのが安全
導入後は、レジ前の登録説明が減り、常連さんには「その日だけのクーポン」を手渡しできて、ロゴ入りのキーホルダーが毎日お客さんの鍵やバッグでお店を思い出させてくれる。そんな日常を目指せます。まずは無料プランで会員ページを作り、お客さんの目線で見え方を確かめるところから始めてみてください。
「何もお願いしない会員証」で、お店のリピートづくりを始めませんか?
※ 無料プランは会員ページの表示のみ。ポイント・クーポンは有料プランの機能で、キーホルダーは別途ご注文が必要です。
※ 本記事の情報は2026年10月31日時点のものです。料金・仕様・提供条件は変更される場合があるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
【PR】本記事はプロモーションを含みます

